戦時期日本の下請工業 : 中小企業と「下請=協力工業政策」

書誌事項

戦時期日本の下請工業 : 中小企業と「下請=協力工業政策」

植田浩史著

(MINERVA現代経済学叢書, 61)

ミネルヴァ書房, 2004.2

タイトル別名

戦時期日本の下請工業 : 中小企業と下請=協力工業政策

戦時期日本の下請工業 : 中小企業と下請協力工業政策

タイトル読み

センジキ ニホン ノ シタウケ コウギョウ : チュウショウ キギョウ ト シタウケ キョウリョク コウギョウ セイサク

大学図書館所蔵 件 / 138

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

1930年代以降、重工業化が進展する中で急増した機械金属関連の中小工場が、日中戦争が本格化し統制経済の進む中で、下請工場として動員されていく過程を描出し、戦前戦時期の中小企業問題、戦時期の下請の特徴、さらに下請統制経済を分析した上で、戦時経済の特質を解明する。

目次

  • 課題と問題意識
  • 1930年代の機械工業の展開と下請工業
  • 1930年代都市の中小工業の展開と下請工業—大阪の事例を中心に
  • 地方統制工業・地方工業化と下請工業
  • 下請=協力工業政策の形成(1940〜41年)—下請工業の統制と機械鉄鋼製品工業整備要鋼
  • 下請=協力工業政策の展開と挫折(1941〜45年)—「企業系列」整備
  • 下請=協力工業整備の実態(大阪・近畿地区『協力工場名簿』の分析;愛知県『協力工場台帳』の分析)
  • 民間大企業における下請関係—東京芝浦電気と住友通信工業
  • 戦前期の自動車部品工業と下請工業
  • 戦時下請・協力工業とは何だったのか

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ