「国語」の時代 : その再生への道筋
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「国語」の時代 : その再生への道筋
ぎょうせい, 2004.2
- タイトル別名
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国語の時代 : その再生への道筋
- タイトル読み
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コクゴ ノ ジダイ : ソノ サイセイ エノ ミチスジ
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内容説明・目次
内容説明
本書は国語に関する役立つ表現や知識、酒脱な随想などを集めた書ではない。戦後、GHQ(占領軍総司令部)の手で、後には日本人みずからの手により、いかに国語が歪められ傷つけられてきたかを、豊富な事例で明らかにした書である。これを復元することが、焦眉の急であることを、冷静な判断とたぎる情熱で説いた書である。
目次
- 第1章 漢字制限の落とし穴(漢字制限が生んだ弊害—「奇弁」の廃止は一歩前進;廃棄派と温存在とが並立—折り合わない代用字をめぐる評価 ほか)
- 第2章 言葉が映す現代のひずみ(現代仮名遣いの欠陥—言葉の連綿性断つ「不良債権」;原典の改竄—新仮名という基準の危うさ ほか)
- 第3章 国語の奥行きと見えてくる言葉の素顔(「書く」と「読む」の来歴—日本文化の総体を担う言葉;橋と鼻のネットワーク—言葉の群れが集まり「森」に ほか)
- 第4章 国語の復権と精神文化再興(朔太郎の『氷島』の意味—漢文訓読体のリズム;公用文の文語調禁止—タリ活用は「化石語」並みに ほか)
「BOOKデータベース」 より