清沢満之と哲学
著者
書誌事項
清沢満之と哲学
岩波書店, 2004.3
- タイトル別名
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清沢満之と哲学
- タイトル読み
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キヨザワ マンシ ト テツガク
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注記
参照文献: p517-520
内容説明・目次
内容説明
本書は、最初の関心を社会哲学に置くとはいえ、だからといって本書は清沢満之の「社会哲学的」研究ではない。社会性への問いをはるかに越えて、清沢および仏教と哲学との出会いがどのように展開するのか、そしていかにして清沢がこの出会いを通して仏教のなかから厳密に哲学的諸要素を発展的に汲みだし、引き伸ばしていくのか、を見定めたい。
目次
- 第1部 清沢満之の基本構想(清沢満之研究の方向と目的;初期清沢満之の思想;無限と倫理;智慧の開示;目覚めの構造;自己への配慮と他者への配慮)
- 第2部 基本構想の展開—他力門哲学素描(縁起の二重構造—法則性と因果性;本願とは何か;有機組織の概念;有限と無限;智慧の構造;語りえざるものを語ること;超越の問題—有神論と無神論;無限他力の特質)
「BOOKデータベース」 より