平安時代貴族住宅の研究

書誌事項

平安時代貴族住宅の研究

飯淵康一著

中央公論美術出版, 2004-2010

  • [正]

タイトル別名

A study of aristocratic residences in the Heian period

タイトル読み

ヘイアン ジダイ キゾク ジュウタク ノ ケンキュウ

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注記

英文タイトルは[正]の巻末英文目次による

著者の学位請求論文「空間秩序からみた平安期貴族住宅の研究」 (東北大学, 1985.8提出) をもとにしたもの

[正]: 614, iiip ; 26cm, 続: 153p ; 22cm

内容説明・目次

巻冊次

[正] ISBN 9784805504529

内容説明

本書は平安時代貴族住宅に関する基本的な問題に対し、筆者が昭和五十三年から取り組んできた一連の研究成果を纏めたものである。従来の研究が主として貴族住宅がどの様な殿舎や廊などによって構成され、またそれぞれの殿舎がどの様な平面規模を有していたのかを解明しようとしてきたのに対し、本研究では主としてここで行われた儀式に着目し、これがどの様に展開されていたのかを空間的観点から解明することによって、平安時代貴族住宅を日本住宅史の中に位置づけようと一貫して試みてきた。また同時に平安宮内裏及び平安京をも対象とし、平安時代貴族住宅の空間的性質をより深く理解しようと努めている。

目次

  • 平安宮内裏の空間的秩序
  • 貴族住宅の空間的秩序
  • 里内裏時に於ける貴族住宅の空間的秩序
  • 平安時代貴族住宅に於ける「礼」及び「晴」
  • 中世住宅への変遷過程
  • 平安京に於ける空間認識
巻冊次

続 ISBN 9784805506202

目次

  • 第1章 対の儀式空間に関する研究—立后饗について
  • 第2章 上東門第と小野宮第に於ける対の儀式空間—儀式空間の違いとその要因
  • 第3章 上東門第と小野宮第に於ける道長・頼通と実資の居所について—その違いの要因
  • 第4章 臨時客の儀式空間—対の南面が用いられる要因
  • 第5章 中宮等の里第の用法
  • 附論 貴族住宅構成要素の発生

「BOOKデータベース」 より

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