アジアの海の大英帝国 : 19世紀海洋支配の構図

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アジアの海の大英帝国 : 19世紀海洋支配の構図

横井勝彦 [著]

(講談社学術文庫, [1641])

講談社, 2004.3

タイトル読み

アジア ノ ウミ ノ ダイエイ テイコク : 19セイキ カイヨウ シハイ ノ コウズ

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注記

初版 (同文舘出版, 1988) の文庫化

参考文献: p305-311

内容説明・目次

内容説明

一九世紀中葉、幾多の植民地をもち、世界市場の制覇を狙うイギリスにとって、海外権益の維持・拡充を保証する海洋支配体制の確立は急務であった。その柱となったのは、近代化され、整備された海軍力と造船業、事あるときに「陰の海軍」の役割をも担う海運業である。東アジアの海をも制し得た、大英帝国によるたくみな海洋支配の構造を明らかにする。

目次

  • 1 帆船と蒸気船(海洋帝国イギリスの基礎;イースト・インディアマンの退場 ほか)
  • 2 アヘン戦争と東インド会社(イギリス海軍史におけるアヘン戦争;広東貿易とアヘン密貿易 ほか)
  • 3 アロー戦争前後の英米海軍(ペリーとエルギン;条約体制下の諸問題 ほか)
  • 4 海洋支配の構造(インド・中国ルートの植民地基地;イギリス海軍の再編 ほか)
  • 5 ヴィクトリア時代の軍縮論と軍拡論(平和的自由貿易論者R.コブデン;自由主義的海軍政策 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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