討議倫理学の意義と可能性
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討議倫理学の意義と可能性
法政大学出版局, 2004.2
- タイトル読み
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トウギ リンリガク ノ イギ ト カノウセイ
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注記
参考文献: p235-246
内容説明・目次
内容説明
自我同一性・集団的同一性の危機、規範の流動化に直面しているポスト産業社会に、倫理学はいかに可能か。本書は、ハーバーマスの討議倫理学がどのように形成されたかをたどり、それをめぐる諸論争を検討しながら、討議の原理、妥当性の要求とその論理、医療倫理への適用の問題、正義とケアの問題などを論じて、討議倫理学の提起するもの、およびその可能性を批判的に考察する。
目次
- 序論 複合的社会における理性的同一性形成の可能性
- 第1章 二つの論争—討議倫理学構想の契機
- 第2章 討議倫理学の一般的性質と討議の諸タイプ
- 第3章 コミュニケーション的行為と正統化の問題
- 第4章 討議原理と道徳原理
- 第5章 妥当要求、妥当と妥当性
- 第6章 医療における討議倫理学
- 第7章 正義(公正さ)とケアについて—討議倫理学とケア倫理学の架橋のために
- 第8章 討議倫理学の意義と可能性
「BOOKデータベース」 より