中国現代文学の系譜 : 革命と通俗をめぐって

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中国現代文学の系譜 : 革命と通俗をめぐって

阪口直樹著

東方書店, 2004.2

タイトル読み

チュウゴク ゲンダイ ブンガク ノ ケイフ : カクメイ ト ツウゾク オ メグッテ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、著者がおよそ三〇年間にわたって書きためた文章を、“革命”と“通俗”というテーマを基準としてセレクトして、時系列に配列した論文集である。そのため、掲載誌の性格、テーマの差異、発表時期の隔たりなどの条件の違いによって、各論文間における不統一や、現在の研究水準からのバラツキなど、不可避的な問題が残ることになったが、中国が「文革」から「改革・開放」へと激動する時期にあって、同時代的に文学方法上の転換を求めた試行錯誤の軌跡である。

目次

  • 第1編 総論(現代中国文学研究の五〇年;“民国文学史”の構想と課題 ほか)
  • 第2編 民国期の文学(反“俗”の文学集団—学衡派;“文芸大衆化論争”と瞿秋白の位置 ほか)
  • 第3編 建国後の文学(蕭也牧と“建国初期”の中国文芸界;中国社会主義リアリズム体制の確立へ—胡風批判の一側面 ほか)
  • 第4編 書評その他(中国現代文学研究の源流を発掘する—樽本照雄『初期商務印書館研究』;綿密で着実な郁達夫研究の成果—鈴木正夫『郁達夫—悲劇の時代作家』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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