アフリカ農民の経済 : 組織原理の地域比較

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アフリカ農民の経済 : 組織原理の地域比較

杉村和彦著

世界思想社, 2004.2

タイトル読み

アフリカ ノウミン ノ ケイザイ : ソシキ ゲンリ ノ チイキ ヒカク

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注記

参考文献: p452-470

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内容説明・目次

内容説明

アフリカ小農世界は近代化に後れた社会として指弾されてきた。そこでは人々が、共に食べ、ものを分け合う共同体に生きている。生産性至上主義に抗して、人と人との関係に重きをおく「情の経済」の組織原理。それが支えるアフリカの豊かさとは何か。

目次

  • 第1章 序説
  • 第2章 アフリカ農民経済論のパースペクティブ—「アフリカ小農論争」を中心として
  • 第3章 キサンガニ周辺焼畑農村の歴史的展開
  • 第4章 焼畑農耕民の村落組織と「共食」の世界
  • 第5章 商業エスニシティとキサンガニ農村
  • 第6章 クム社会における生業の組織原理と変化の位相
  • 第7章 熱帯焼畑農耕と家族制生産様式
  • 第8章 富者と貧者—そのクム人的形態
  • 第9章 「困難」をともに生きる共同体
  • 第10章 アフリカ小農世界の動態と「消費の共同体」
  • 第11章 結びにかえて—文明史の中のアフリカ小農世界

「BOOKデータベース」 より

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