生命の星・エウロパ
著者
書誌事項
生命の星・エウロパ
(NHKブックス, 992)
日本放送出版協会, 2004.3
- タイトル別名
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生命の星エウロパ
- タイトル読み
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セイメイ ノ ホシ エウロパ
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注記
文献: p222-232
内容説明・目次
内容説明
1995年、ガリレオ探査機によって木星の第二衛星・エウロパ表面にあるリッジ、カオスなどの不思議な地形の詳細が明らかになった。これらの形成理論と精密な観測から、厚い氷の下には、海と火山活動があることが確実視されるようになった。著者は、生命は火山活動によって地中から湧出する科学物質と科学反応の「場」としての水があれば誕生できるという。深海・地底といった地球の極限環境微生物の研究成果から、光合成の不可能な太陽系の辺境に棲む生命の存在可能性を探る。地球生命からエウロパ、そして宇宙に普遍的な生命の姿を考察し、「生命とは何か」という問いに迫る野心的な試み。
目次
- 第1章 エウロパの海—大いなる生命の予感
- 第2章 地球の中のエウロパ—多様な生命の代謝戦略
- 第3章 地底に広がる海—知られざる生命のゆりかご
- 第4章 氷の下の海—エウロパ生命探査の前哨戦として
- 第5章 酸素、酸素、酸素!—エウロパ生命の進化を探る
- 第6章 火と水を探せ—エウロパ生命から太陽系生命へ
- 終章 生命探査とは
「BOOKデータベース」 より