考証風流大名列伝
著者
書誌事項
考証風流大名列伝
(新潮文庫, い-73-1)
新潮社, 2004.4
- タイトル別名
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風流大名列伝 : 考証
- タイトル読み
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コウショウ フウリュウ ダイミョウ レツデン
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内容説明・目次
内容説明
殿さま稼業も楽じゃない。「食べ物の好き嫌いは言えない」「決裁書類は山のよう」「夜はガリ勉、学問づくし」。武から文へ、江戸時代を彩った大名にも人知れぬ苦労があった。ご存じ水戸黄門の徳川光圀から将軍家ご指南役の柳生宗矩、幕末の名君島津斉彬まで、風流に生きる殿さま十七人が登場。時代考証家による自由奔放の人物伝は時代小説ファンも必見。お江戸に学ぶ痛快処世術。
目次
- 徳川光圀—絹の道への幻想
- 徳川宗春—御深井の秘亭
- 伊達綱宗—遊女高尾斬りを笑う
- 井伊直弼—この世は一期一会よ
- 織田秀親—鬼面の茶人寛永寺の刃傷
- 細川忠興—凄惨な夜又の夫婦愛
- 前田吉徳—間違われた加賀騒動の主人公
- 小堀遠州—長く険しい道をゆく
- 安藤信正—『半七捕物帖』に縁ある
- 柳生宗矩—まぼろしの名品平蜘蛛
- 松平不昧—父の風流入墨女の怪
- 浅野長矩—名君の史料に事欠かぬ
- 島津重豪・島津斉興・島津斉彬—薩摩三代の過剰風流
- 有馬頼貴・鍋島勝茂—大名行列に犬を引いて
「BOOKデータベース」 より