戦後の「タブー」を清算するドイツ
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書誌事項
戦後の「タブー」を清算するドイツ
亜紀書房, 2004.3
- タイトル別名
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戦後のタブーを清算するドイツ
- タイトル読み
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センゴ ノ タブー オ セイサン スル ドイツ
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注記
参考文献: p13
内容説明・目次
内容説明
ドイツはフランスと並んでイラク戦争反対を押し通した。「過ぎ去らない過去」に縛りつけられ、「国益」を口にできなかったドイツは、いま新たな局面へと踏み出し始めている。米国と協力関係を築くケースも含みながら軍事貢献を拡大する一方、外交に時として反米、反戦の傾向も反映する。一見矛盾する行動のようだが、ドイツが、いままでの「過去」のしがらみから解放され、外交・軍事のフリーハンドを徐々に獲得する姿だといえよう。それを後押ししているのは、ドイツ国内における外国人問題での、歴史認識での、あるいは戦後補償問題での「戦後」からの離陸である。
目次
- 序章 「戦後」の終焉
- 第1章 移民政策の隘路
- 第2章 「過去の呪縛」から解き放たれて
- 第3章 ドイツ統一の「負の遺産」
- 第4章 「人道介入」するドイツ軍
- 終章 「普通化」の次に来るもの
「BOOKデータベース」 より