ドイツ会計国際化論
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ドイツ会計国際化論
森山書店, 2004.3
- タイトル読み
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ドイツ カイケイ コクサイカロン
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注記
引用・参考文献: p191-207
内容説明・目次
内容説明
本書では、1990年代後半から現在までの、ドイツの会計国際化対応の現状と特徴を明らかにする。さらに、IAS(国際会計基準)/IFRS(国際財務報告基準)への対応に関する研究に比して、わが国ではほとんど取り上げられてこなかったEU固有の会計問題、すなわち欧州裁判所の先決的判決問題を分析した。その場合、EU域内の国際的規範(会計指令)を受け入れたことに起因して、欧州裁判所とドイツの裁判所間の権限配置問題が現実化している側面を描き出すことに力点を置いている。
目次
- ドイツの会計国際化の現状—予備的考察
- 資本調達容易化法の法務省案にみるドイツ会計国際化の論点
- 資本調達容易化法の成立経過における重要な修正点
- 企業領域統制・透明化法によるドイツの会計国際化対応
- 会計基準設定主体の成立と国際資本市場対応
- 資本会社&Co.指令法によるドイツの会計国際化対応
- 透明化・開示法の法制化にみるドイツの会計国際化対応
- ドイツの会計問題に対する欧州裁判所の決定権限
- ドイツ会計制度に対するTomberger判決の影響
- 先決的判決問題の進展とドイツの引当金会計
- DE+ES判決にみる欧州裁判所の決定権限について
- BIAO判決にみるドイツ会計の国際的側面
「BOOKデータベース」 より