日中関係をどう構築するか : アジアの共生と協力をめざして
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日中関係をどう構築するか : アジアの共生と協力をめざして
岩波書店, 2004.3
- タイトル読み
-
ニッチュウ カンケイ オ ドウ コウチク スルカ : アジア ノ キョウセイ ト キョウリョク オ メザシテ
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注記
その他の著者: 五百旗頭真, 藤原帰一, 村田雄二郎, 山本吉宣, 杜進, 王逸舟, 王勇, 楊伯江, 兪新天
内容説明・目次
内容説明
グローバル化の進む冷戦後の世界で、九〇年代以降、日中関係は不安定化し、相互不信が募っている。そのような状況を憂慮する日中の代表的識者がフォーラムを結成して学際的に集い、三年間に渉り深い議論を重ねてきた。政治・経済・文化のあらゆる分野に渉って二国間関係の桎梏を超えた、東アジアの新しい地域協力のかたちを模索し、具体的問題に即した現実的構想を提起する。
目次
- 総合討論 日中関係再構築のための課題と提言—東アジアの安定を目指して
- 日中外交比較から見た日中関係—正常化三〇年後を中心に
- 中国の対日認識の変化
- 中国のナショナリズムと近代日本—国民形成における模倣と反発
- 東アジア・アイデンティティの胎動—文化の視座から
- グローバル化と東アジア—国際政治経済学の視点
- グローバル・システムのなかの日中
- 経済のグローバル化のもたらすチャンスと挑戦
- 帝国と大国のあいだ—日本にとってのアメリカ・中国にとってのアメリカ
- 新たな日中関係を構築する「新思考」のために
「BOOKデータベース」 より