聖アントニオの舌
著者
書誌事項
聖アントニオの舌
(角川文庫, 13254)
角川書店, 2004.2
- タイトル別名
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La lingua del San Antonio
- タイトル読み
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セイ アントニオ ノ シタ
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注記
ジャケットに「La lingua del San Antonio」とあり
「イタリア・奇蹟と神秘の旅」(2000年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
時は中世イタリア。当時パドヴァに暮らした修道士アントニオは、人智を超えた不思議な力で数多くの奇蹟を起こし、人々を病苦・死から救い出したという。彼の死後七百年以上経った今も、その聖性は人々の心に脈々と生き続け、その証として崇められているのは、彼の干からびた舌であった…。表題作の地パドヴァ、魔女伝説が残るトリオラ、鞭打ち苦行の儀式が行われるチェリアーナ、魔都と呼ばれるトリノ等、直木賞作家の著者が、イタリア中世の奇蹟と神秘の地を訪ね歩き、彼らの魂と深層を探りあてた、知的好奇心溢れるエッセイ。
目次
- 聖アントニオの舌
- 謝肉祭
- 魔女の町
- 鞭打ち苦行僧の行列
- 異端者の谷
- 魔都トリノ
- メドゥーサの息子
- 夢の戦い
- 土の瘡蓋
「BOOKデータベース」 より