殺意のシナリオ
著者
書誌事項
殺意のシナリオ
(Shogakukan mystery, クラシック・クライム・コレクション)
小学館, 2003.12
- タイトル別名
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The last of Philip Banter.
- タイトル読み
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サツイ ノ シナリオ
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注記
著作目録あり
内容説明・目次
内容説明
新聞記者から現在は妻のおかげで広告代理店の社員となったフィリップのオフィスの机上に、ある朝置かれていたタイプ原稿。それは彼の過去数日の行動と、これからの出来事がまるですでに起きたことであるかのように書かれていた。アルコールにおぼれる彼は、その「告白」が自分の書いたものなのか、それとも誰かが何らかの目的で書いたものなのか、判断できない。しかもそこで書かれていた未来が実際に現実となっていくのを知って恐怖に囚われる。複雑な人間関係を背景にした狂気の世界を描く異色作。「簡単に忘れることのできない恐怖の小説」(P・ハイスミス)と言われる心理スリラーの本邦初訳。
「BOOKデータベース」 より