エネルギー国際経済
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エネルギー国際経済
晃洋書房, 2004.4
- タイトル読み
-
エネルギー コクサイ ケイザイ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
エネルギー資源の消費国は現在、エネルギー源の多様化とエネルギー資源調達先の多様化とを同時進行させている。それがエネルギー消費国のトップ・プライオリティーとなっている。海上輸送路(シーレーン)とパイプラインの安全確保は、エネルギー資源のサプライ・チェーンを構築する上で不可欠の要素である。とにかく、エネルギー資源の消費量は、今後確実に増えていく。殊に、開発途上国の伸び率が高くなる。この顕著な例が、中国とインドである。では、エネルギー資源供給国はこのニーズに的確に応答できるのか。本書は、21世紀におけるこの火急な問題を分析の対象としている。その問題点は多岐に亘る。それをすべて網羅することは不可能に近い。だが、主要かつ緊急の課題については、その大半を包括していく。加えて、ミクロ分析にも眼を向けた。分析の内容を深めるためである。こうした作業を経て、本書は完結する。
目次
- 1 21世紀世界のエネルギー資源問題(現代国際関係とエネルギー資源;OPEC(石油輸出国機構)の地位低下と消費国 ほか)
- 2 世界のエネルギー市場(エネルギー・サプライヤーとしての中東;カスピ海産エネルギー資源の将来性 ほか)
- 3 エネルギー企業分析(サウジ・アラムコ;国営イラン石油会社(NIOC) ほか)
- 4 日本エネルギー戦略の選択—展望に代えて(エネルギー資源の多様化路線は成功するか;脱中東依存、脱OPEC依存は成功するか ほか)
「BOOKデータベース」 より