眼の力 : 美を見抜く
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眼の力 : 美を見抜く
小学館, 2004.3
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メ ノ チカラ : ビ オ ミヌク
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参考文献: 巻末
Description and Table of Contents
Description
本書では、あらゆる古美術の中で、もっとも閉鎖的な場にあったといっても過言ではない茶道具について、作品を前にして道具商親子が語り合う。従来、茶道具商というものは蔭にあって茶の世界を支えてきた存在であったが、ここにきて黒子が舞台に立って堂々と語ったのである。
Table of Contents
- 不昧公はきれい寂びやね—道具が語る松平不昧の目筋
- たまらぬものなり—光悦の赤楽「乙御前」を堪能
- 利口な茶碗やね—名残の設え、呼継茶碗の侘び
- 亭主七分の楽しみ—客人をもてなす「懐石」の醍醐味
- 数寄者の執念—名代の料理人、吉兆さんの道具噺
- 雅なお公家さんの書—日本文化の極み、平安の歌切
- 楽の妙手なり—長次郎からノンコウへの飛躍
- 無作為の作為—長次郎の楽茶碗がもつ力
- われ長年の苦心の作なり—道具商の宝物「茶箱」
- 手がさのいい香合—お茶事の格を表す香合の逸品〔ほか〕
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