川柳うきよ鏡
著者
書誌事項
川柳うきよ鏡
(新潮新書, 065)
新潮社, 2004.4
- タイトル読み
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センリュウ ウキヨカガミ
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内容説明・目次
内容説明
「アパートに母は来ました女いた」—川柳は“笑いの文芸”であります。そして浮世のさまざまな出来事や人々の思いを映す「鏡」であります。俳名・変哲こと小沢昭一は幼少のみぎりより落語や川柳に親しみ、「役人の子はにぎにぎをよく覚え」などという有名句に唸っておりました。本書は『小説新潮』誌・川柳欄への読者投稿句、九年分をまとめたものです。皮肉、諧謔は川柳の身上。大いに笑ってください。
目次
- 平成六(一九九四)年 ワープロは打てると人に言いたがり
- 平成七(一九九五)年 戦争をやめさせるため戦争し
- 平成八(一九九六)年 小便へ代理は利かずこたつ板
- 平成九(一九九七)年 改革はオレに学べと言う下着
- 平成十(一九九八)年 不景気も静かでよろし雪積もる
- 平成十一(一九九九)年 腰曲げて余生に馴染む足場組み
- 平成十二(二〇〇〇)年 図書館で一番人気はスポーツ紙
- 平成十三(二〇〇一)年 さてどこが違うの二十一世紀
- 平成十四(二〇〇二)年 前文が立派でこんなに苦労する
「BOOKデータベース」 より