講義・身体の現象学 : 身体という自己
著者
書誌事項
講義・身体の現象学 : 身体という自己
知泉書館, 2004.4
- タイトル別名
-
Das leibliche Selbst
講義身体の現象学 : 身体という自己
- タイトル読み
-
コウギ シンタイ ノ ゲンショウガク : シンタイ ト イウ ジコ
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注記
文献表: p[425]-437
監訳: 山口一郎, 鷲田清一
内容説明・目次
内容説明
身体とは何か?謎に包まれている多様な身体現象がもつ意味を、現象学界の第一人者が総合的な視点から分析、明快で説得力ある表現で多くの聴講者を魅了してきた名講義の待望の翻訳である。フッサールやメルロ=ポンティによって開発された伝統を踏まえ、芸術、生理学、精神分析から具体的な身体活動に至る様々な領域を、卓越したバランス感覚で解明する。読者はわれわれ自身の身体がかくも広く深い意味をもっていたことに驚き、身体と幻影肢、身体の両義性、自己と他者、習慣と身体、身体言語、自然な性と人工的な性など、日常の中に隠されていた多くの真実を見出すであろう。自然、文化、歴史の中で息づく身体を包括的に捉え、諸々の現象が生成してくる源泉でもある身体の原理的な側面をその根源から厳密に明らかにして、科学的客観主義やデカルトの二元論を批判、“応答の現象学”という他者への関係性に関する独自の理論により、今後の身体論研究に豊かな可能性を示唆する。具体的現象に即した分析と尖鋭な原理的徹底さが縦横に発揮された本書は、メルロ=ポンティの『知覚の現象学』に続く画期的な著作となろう。
目次
- 1 身体の謎
- 2 感覚することと知覚すること
- 3 空間時間的方位づけと身体運動
- 4 自発性と習慣
- 5 身体的表現
- 6 転換箇所としての身体
- 7 自分の身体と他者の身体
- 8 身体的応答系
「BOOKデータベース」 より