長谷川伸論 : 義理人情とはなにか
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書誌事項
長谷川伸論 : 義理人情とはなにか
(岩波現代文庫, 文芸 ; 84)
岩波書店, 2004.5
- タイトル別名
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長谷川伸論 : 義理人情とは何か
長谷川伸論
- タイトル読み
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ハセガワ シン ロン : ギリ ニンジョウ トワ ナニカ
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注記
書名は表紙による
長谷川伸の肖像あり
中央公論社1975年刊行の岩波現代文庫版
内容説明・目次
内容説明
「瞼の母」「一本刀土俵入」など見捨てられた者の悲哀と意地を描き、同時代の庶民に圧倒的に支持されてきた大衆文学の巨匠長谷川伸。その核心にある義理人情を分析し、生活者のモラルを問い詰め、日本人の情感の根源に迫る。独学の評論家佐藤忠男が口先だけの知識人への怒りをこめて描く迫真の力作評伝。
目次
- 忠誠心の二つの道
- 一宿一飯ということ
- 下層社会の「いき」の構造
- 命令と良心
- 明治の教育と負い目の倫理
- 男であるということ
- ウィリアム・S ハートと股旅
- スタンバーグ、チャップリン、ベルイマンと人情
- 見捨てられた者たちのために
- 芸能と情操における階級闘争
- 苦労人の立場
- 義理と意地
- 制度と化した意地
- ふたたび、一宿一飯ということ
- 稲垣浩、三村伸太郎、山中貞雄と任侠
- 「孝」と「忠」について
「BOOKデータベース」 より