食の世界地図
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書誌事項
食の世界地図
(文春新書, 378)
文藝春秋, 2004.5
- タイトル読み
-
ショク ノ セカイ チズ
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注記
おもな参考文献: p329-331
内容説明・目次
内容説明
炊き立てのご飯に味噌汁、そして白菜の漬物といえば日本人の朝食の定番。だが白菜が日本に入ってきたのは明治時代のことだった。一方、韓国料理に欠かせない唐辛子は、一六世紀に日本からもたらされた。「羹に懲りて膾を吹く」が、トルコでは「ミルクでやけどをした人はヨーグルトを吹いて食べる」となる。「フレンチ」・フライはベルギーが発祥の地、スープはもともとパンだった—人が日々口にしている食べものには、各民族の歴史がつまっているのだ。
目次
- 第1章 世界を変えた新大陸の食材(南米生まれのジャガイモ;ある農学者のジャガイモ普及作戦 ほか)
- 第2章 料理の国籍(ハンブルクにハンバーグ・ステーキはなかった;ステーキは串焼き? ほか)
- 第3章 食べものの起源と語源(ローマ軍が発見したサクランボウ;モモはペルシア? ほか)
- 第4章 美食家にちなんだ料理(エピクロスは美食家ではなかった;豪華な食事をルーカランというわけ ほか)
- 第5章 食をめぐることわざ(パンは生活の糧;エジプト人はパン食い人、ローマ人は粥食い人 ほか)
- 世界の料理小事典
「BOOKデータベース」 より