書誌事項

越境する想像力

モダニズム研究会編

(モダニズムの越境 / モダニズム研究会編, 1)

人文書院, 2004.4

タイトル別名

Imaging bordercrossing

Imagining bordercrossing

タイトル読み

エッキョウ スル ソウゾウリョク

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注記

2002年刊の再刊

参照文献あり

主要人名索引: 巻末p1-7

収録内容

  • 離脱の思想 : ツァラにおける幻想空間の構想 / 濱田明 [著]
  • 話す苦痛/話さぬ苦痛 : テレサ・ハッキョン・チャの『ディクテ』を読む / 長畑明利 [著]
  • オーセンティックなものへのヒジュラ・越境 : タイイブ・サーレフの「北へ遷りゆく時」をめぐって / 奴田原睦明 [著]
  • 岡倉天心とインド : 越境する近代国民意識と汎アジア・イデオロギーの帰趨 / 稲賀繁美 [著]
  • 表象としての「亜細亜」 : 安西冬衛と北川冬彦の詩と植民地空間のモダニズム / エリス俊子 [著]
  • 「ぼくは身分証明書をなくした」 : 未決のアイデンティティ : 現代イスラエル詩人イェフダ・アミハイ論 / 村田靖子 [著]
  • モダニスト・ウィリアムズと過去の克服 : 『パタソン』における「誤った(滝の)言葉」とは何か? / 江田孝臣 [著]
  • カナダの小説に見るキッチュと越境 : 『グリーン・ゲーブルズのアン』と『束の間の幸福』 / 小畑精和 [著]
  • 叙事詩はカリブ海を観光するか : デレック・ウォルコットの『オメロス』をめぐって / 三宅昭良 [著]
  • ヒーニーの変化について / 加藤光也 [著]

内容説明・目次

内容説明

「グローバルな帝国」がもたらした文化の世界化のなかでモダニズムはどこに向かうのか。ディアスポラを生き抜く表現者たちの西洋近代との戦いと想像力のありよう。

目次

  • 第1章 越境者たちの言葉実験(離脱の思想—ツァラにおける幻想空間の構想;話す苦痛/話さぬ苦痛—テレサ・ハッキョン・チャの『ディクテ』を読む)
  • 第2章 西洋近代との格闘(オーセンティックなものへのヒジュラ・越境—タイイブ・サーレフの「北へ遷りゆく時」をめぐって;岡倉天心とインド—越境する近代国民意識と汎アジア・イデオロギーの帰趨;表象としての「亜細亜」—安西冬衛と北川冬彦の詩と植民地空間のモダニズム)
  • 第3章 サバイバルの記憶/ディアスポラの記憶(「ぼくは身分証明書をなくした」—未決のアイデンティティ現代イスラエル詩人イェフダ・アミハイ論;モダニスト・ウィリアムズと過去の克服—『パタソン』における「誤った(滝の)言葉」とは何か?;カナダの小説に見るキッチュと越境—『グリーン・ゲーブルズのアン』と『束の間の幸福』;叙事詩はカリブ海を観光するか—デレック・ウォルコットの『オメロス』をめぐって;ヒーニーの変化について)

「BOOKデータベース」 より

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