捕鯨
著者
書誌事項
捕鯨
(ものと人間の文化史, 120(1-2))
法政大学出版局, 2004.6
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ホゲイ
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注記
参考文献: 1: p279-287. 2: p287-291
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784588212017
内容説明
世界各地の海で展開されてきた鯨と人間との格闘の歴史を振り返り、「大航海時代」の副産物として開始された捕鯨業の誕生以来400年にわたる捕鯨技術の発展と産業組織の形成、鯨利用の変遷を辿りつつその経済史的・文化史的役割を探る。
目次
- 第1章 人、鯨に出会う(驚異に満ちた生き物;豊かな幸—神からの贈り物 ほか)
- 第2章 大航海時代と鯨の発見(インドとカタイへの道;北回り航路を開拓せよ ほか)
- 第3章 鎖国と「鯨組」の誕生(東アジアの大航海者たち;「平和」になれば職を失う ほか)
- 第4章 網捕り式捕鯨文化の成立(鯨組の全容;「刺子・水主の働き、戦国の人の如し」 ほか)
- 第5章 「鯨一頭、七浦潤す」(人・物・技術の大量移動;鯨組の経営 ほか)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784588212024
内容説明
世界の海を股にかける現代捕鯨の登場によって鯨資源の激減を招き、捕鯨の規制・管理のための国際条約締結に至る経緯を辿り、グローバルな課題としての自然環境問題を浮彫にするとともに、地域による捕鯨文化の差異を近代史の中にさぐる。
目次
- 第6章 ヤンキー・ホエールメン(メイフラワー号から見た鯨;捕鯨の聖地・ナンタケット;「捕鯨難民」の時代;太平洋捕鯨の幕開け;海を漂う搾油工場 ほか)
- 第7章 現代捕鯨の生と死(現代捕鯨とはどんな捕鯨か;世界的な捕鯨不況のなかで;鯨組から現代捕鯨へ;南氷洋—最後で最大のフロンティア;国家戦略としての捕鯨—ナチス・ドイツと日本 ほか)
「BOOKデータベース」 より