血の騒ぎを聴け
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書誌事項
血の騒ぎを聴け
(新潮文庫, み-12-14)
新潮社, 2004.6
- タイトル読み
-
チ ノ サワギ オ キケ
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内容説明・目次
内容説明
これだけは書いておきたかった、人の情、魂を照らす光景—。芥川賞受賞直後に患った結核。震災に遭った、生れ故郷神戸への思い。中国、東欧への旅。井上靖、中上健次ら同時代の作家たちのこと。そして芥川賞受賞作『蛍川』から『地の星』までの創作秘話。デビュー間もない頃から二十年間書き継がれた、宮本文学の過去、現在、未来を一気に俯瞰する、ファン必読の傑作エッセー集。
目次
- 1 日々の味わい(よっつの春(遠足・カメラ・土筆・桜);能く忍ぶ ほか)
- 2 なまけ者の旅(白鳥と、その足—中国への旅;手品の鯉—中国再訪 ほか)
- 3 言葉を刻む人々(井上靖氏を偲ぶ;大雁塔から渭水は見えるか ほか)
- 4 自作を語る(『蛍川』について;三つの“初めにありき” ほか)
「BOOKデータベース」 より