殺戮者は二度わらう : 放たれし業、跳梁跋扈の9事件
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殺戮者は二度わらう : 放たれし業、跳梁跋扈の9事件
(新潮文庫, し-31-6)
新潮社, 2004.6
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殺戮者は二度わらう
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サツリクシャ ワ ニド ワラウ : ハナタレシ ゴウ チョウリョウ バッコ ノ 9ジケン
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Description and Table of Contents
Description
「殺意は静かに舞い降りる、誰のもとにも」血族、恋人、隣人、あるいは“あなた”に。おぞましき現場でわらうその貌は、いったい誰の面なのか…。日常の中にぽっかりと口を開ける不条理。殺る側か、殺られる側か、自らが堕ちる煉獄は果たしてどちらの絶望か—。気付かぬうちに誰もが鬼と化す恐怖。日常を蝕む業。人間の奥深き本質に迫るノンフィクション集。好評シリーズ第四弾。
Table of Contents
- 第1部 見た貌が仮面を新たに振り返る(洗礼名「カタリナ」を持つ聖女、夢見た愛の報奨—神戸「風俗王」惨殺事件;墓場で嬲り殺された「十六歳少女」が甘受した青春—千葉「キャバクラ嬢」撲殺事件;二つの家族の団欒は「妊婦殺し」と自死で終わった—横浜「恋人一家」惨殺事件)
- 第2部 憎しみは愛と同じく満ちてゆく(詐欺師の手に絡め取られた「血族六人」殺意の鎖—北九州「監禁男女」連続殺人事件;「二人の御曹司」が情熱を傾けたそれぞれの未来—新城「資産家三代目」誘拐殺人事件;「立ち去り警官」は渦巻く怨嗟を目撃していた—神戸「大学院生」リンチ殺人事件)
- 第3部 そして、羅刹たちの乱舞は止まず(モテたい女の声音が騙る「陳腐な恋の物語」—和歌山「メル友」絞殺事件;「十八歳年下」女に嵌った男が見た奈落—板橋「精神科医」患者絞殺事件;反省し「シャバ」に戻った少年少女のそれから—名古屋「アベック」殺人事件)
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