中世小歌愛の諸相 : 『宗安小歌集』を読む

書誌事項

中世小歌愛の諸相 : 『宗安小歌集』を読む

植木朝子著

森話社, 2004.3

タイトル別名

中世小歌 : 愛の諸相 : 『宗安小歌集』を読む

中世小歌愛の諸相 : 宗安小歌集を読む

タイトル読み

チュウセイ コウタ アイ ノ ショソウ : ソウアン コウタシュウ オ ヨム

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注記

著者の学位申請論文 (お茶の水女子大学, 1998年提出) の一部に, その後の論考も加えてまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

室町時代中期以降、広い階層の人々に愛唱された流行歌謡「中世小歌」。男女の心情をうたった歌から浮かび上がるさまざまな愛のかたち、新たな美意識の発露や絵画との交響、近代作家への影響など、中世小歌の豊饒な世界をたどる。

目次

  • 第1部 中世小歌を読む(森の巣烏—動物への視線;なほざりのほど—和歌表現との交差;悋気の人—嫉妬のさまざま;心の消え消え—閨の悦楽;十四歳になる—女盛りの基点 ほか)
  • 第2部 中世歌謡と近現代の作家たち(菊池寛—愛誦の小歌;川端康成—舞踊劇「船遊女」をめぐって;三島由紀夫—書簡と初期作品から;塚本邦雄—第六歌集『感幻楽』所収「花曜」をめぐって;中村真一郎—「仙渓草堂雑詠」から)

「BOOKデータベース」 より

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