観劇偶評
著者
書誌事項
観劇偶評
(岩波文庫, 緑(31)-173-1)
岩波書店, 2004.6
- タイトル読み
-
カンゲキ グウヒョウ
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注記
森林太郎(鷗外)著の『月草』(1896.12, 春陽堂刊)の後半, 三木竹二の担当した部分のうち「観劇偶評」, その他雑誌掲載の劇評の復刻
標題紙・表紙のシリーズ番号表示: 31-173-1
背のシリーズ番号表示: 緑173-1
内容説明・目次
内容説明
三木竹二(1867‐1908)は劇評家。本名森篤次郎。鴎外の弟。雑誌『歌舞伎新報』『歌舞伎』の編集に携わった。本書は鴎外との共著『月草』所収の作品を主に、明治20年‐30年代の劇評を集成。三木は俳優の演技を克明に記した「型」の叙述により歌舞伎批評に客観的な基準を確立した。九代目団十郎、五代目菊五郎ら近代歌舞伎の名優たちの芸が蘇る。
目次
- 第1部 観劇偶評(明治二十二年三月・中村座;明治二十二年八月・寿座;明治二十三年三月・桐座(新富座);明治二十三年三月・歌舞伎座;明治二十三年四月・市村座;明治二十三年五月・新富座;明治二十四年二月・寿座;明治二十四年三月・歌舞伎座)
- 第2部 団菊の面影(いがみの権太;両座の「山門」評;明治座評;団菊の八重垣姫—歌舞伎座の初芝居;忠臣蔵一日替の評)
「BOOKデータベース」 より