書誌事項

ナショナリズムと戦争

後藤道夫, 山科三郎編

(講座戦争と現代 / 渡辺治, 後藤道夫編集代表, 4)

大月書店, 2004.6

タイトル読み

ナショナリズム ト センソウ

収録内容
  • 総論 : 国民国家・ナショナリズム・戦争 / 後藤道夫 [著]
  • アメリカ「帝国」のナショナリズム : 膨張国家アメリカの論理とその限界 / 上杉忍 [著]
  • 総力戦体制と日本のナショナリズム : 一九三〇年代の「国体」イデオロギーを中心に / 山科三郎 [著]
  • ナショナリズムと植民地支配 / 尹健次 [著]
  • 現代日本のナショナリズム / 渡辺治 [著]
内容説明・目次

内容説明

グローバリズムはナショナリズムをどう変えたのか。ナショナリズムと帝国主義の関係は、親和的なのか、対抗的なのか。新たな問題提起。

目次

  • 総論 国民国家・ナショナリズム・戦争(ネイション(国民、民族)とナショナリズムの二重性;列強帝国主義・ナショナリズム・大衆社会統合 ほか)
  • 第1章 アメリカ「帝国」のナショナリズム—膨張国家アメリカの論理とその限界(アメリカにおける保守主義の勝利—ネオコン突出の背景;アメリカ膨張の伝統 ほか)
  • 第2章 総力戦体制と日本のナショナリズム—一九三〇年代の「国体」イデオロギーを中心に(総力戦体制の精神的支柱としての「日本」型ナショナリズムの形成—「聖戦」イデオロギーと「日本精神・国体」論の整序;「日本」型ナショナリズムの思想構造—『国体の本義』と大家族制的民族共同体イデオロギー ほか)
  • 第3章 ナショナリズムと植民地支配(ナショナリズムと「大東亜戦争肯定論」;歴史認識の歪みと朝鮮蔑視観 ほか)
  • 第4章 現代日本のナショナリズム(戦後ナショナリズムの推移;九〇年代軍事大国化、新自由主義改革の開始とナショナリズム ほか)

「BOOKデータベース」 より

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