妖怪変化人にとりつくの巻
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妖怪変化人にとりつくの巻
(ほんとにこわい今昔物語)
草土文化, 2004.1
- タイトル読み
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ヨウカイ ヘンゲ ヒト ニ トリツク ノ マキ
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内容説明・目次
内容説明
これからするお話は、みーんな、ほんとうにあったことです。むかし、むかし、千年もむかしは、電話もパソコンもない、飛行機はもちろん、電車も自動車も、自転車もない。テレビも、ラジオも…。そもそも電気がない。だから、夜はまっくら。どこへでかけるにも、たいていの人は自分の足で歩きました。馬に乗るのは、たいていは武士で、身分の高い人は牛の引く車に乗ったけれど。でも、そのころも、勇気のある元気な男や女たちがいて、うつくしい音楽をきいたり、歌をつくったりしていました。そして、いまよりも、たくさんの神さま、仏さま、鬼や妖怪が、もっとみぢかにいたようです。人が死ぬと、極楽へいけるのか、地獄にいくのか、しんけんに考えていた。これからお話するのは、そんなむかしのふしぎなできごとです。
「BOOKデータベース」 より