市民のための道路学
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市民のための道路学
緑風出版, 2004.7
- タイトル読み
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シミン ノ タメ ノ ドウロガク
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内容説明・目次
内容説明
道路公団民営化の問題で道路政策への社会的関心が高まっている。しかし、せっかくの議論が、高速道路の経営形態と採算性、官僚悪者論や市場原理の偏重といった方向に矮小化されつつある。今日の道路政策は、クルマと鉄道などの総合的関係、地球温暖化対策との関係などを踏まえ、日本の交通体系をどうするのか、私たちの暮らしに交通がどのようにかかわるのか、という観点から議論される必要がある。本書は、市民のために道路交通の基礎知識を解説するとともに、「脱道路」を考える入門書。
目次
- 第１章 道路交通の基礎知識（道路交通の基礎知識；なぜ交通量が増えるのか ほか）
- 第２章 市民と交通需要予測（交通計画への市民参画；需要予測の前に ほか）
- 第３章 評価の指標（「要・不要」とは何か；具体的な便益と費用の算出 ほか）
- 第４章 道路交通と地球温暖化（温暖化問題と交通；温暖化と自動車交通 ほか）
- 第５章 「脱道路」が日本を救う（経済・社会シミュレーション；日本の交通政策と道路特定財源 ほか）
「BOOKデータベース」 より
