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カントの宗教哲学

アルベルト・シュヴァイツァー[著] ; 斎藤義一, 上田閑照訳

白水社, 2004.6

新装復刊

タイトル別名

Die Religionsphilosophie Kants

タイトル読み

カント ノ シュウキョウ テツガク

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注記

初版: シュヴァイツァー著作集 第15巻, 第16巻(1959年刊)

文献目録:上: p11-13

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784560024461

内容説明

宗教哲学の基本概念「神」「自由」「魂の不死」をカントの『純粋理性批判』『実践理性批判』(上巻)、『判断力批判』(下巻)のなかに探り、のちの「倫理的神秘主義」哲学の展開の端緒となった著者最初期の画期的労作。

目次

  • 第1部 『純粋理性批判』の「宗教哲学的スケッチ」(「宗教哲学的スケッチ」と批判的観念論の「宗教哲学的プラン」との関係;先験的理念の体系と宇宙論的理念の体系と「三つの理念の図式」との間に見られる関係;自由の本質およびこれと相関的な二つの世界の構造;最高善の問題と神および不死性の二理念との関係;『純粋理性批判』における宗教哲学の全体的構造に関する回顧、特にプランとスケッチの関係および二つの思想の歩みについて)
  • 第2部『実践理性批判』(『実践理性批判』に対する問題の提出;「分析論の批判的吟味」および『宗教論』第一篇における自由の問題;「弁証論」における最高善と要請の問題;結論。『実践理性批判』における宗教哲学のプランおよびその意義)
巻冊次

下 ISBN 9784560024478

内容説明

宗教哲学の基本概念「神」「自由」「魂の不死」をカントの『純粋理性批判』『実践理性批判』(上巻)、『判断力批判』(下巻)のなかに探り、のちの「倫理的神秘主義」哲学の展開の端緒となった著者最初期の画期的労作。

目次

  • 第3部 『単なる理性の限界内における宗教』(『宗教論』の第一篇に見られる問題の検討—根本悪の概念と神の概念との関係を中心として;『宗教論』の第二篇に見られる問題の検討—完全な道徳的人格の理念を中心として;『宗教論』の第三篇に見られる問題の検討—道徳的共同体の理念と神の概念との関係を中心として;『宗教論』についての結論—主としてカントの究極理念としての自由およびカントの思想の近代性について)
  • 第4部 『判断力批判』(『判断力批判』の位置づけ、および「美的判断力批判」に見られる諸概念の検討;合目的性の原理の問題;『判断力批判』の本来の課題に対するカントの実際の解決;「美的判断力批判」の本来的課題の真の解決方法 ほか)
  • 第5部 総括

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA67868576
  • ISBN
    • 4560024464
    • 4560024472
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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