幕藩制国家の領有制と領民

書誌事項

幕藩制国家の領有制と領民

長野暹著

吉川弘文館, 2004.7

タイトル読み

バクハンセイ コッカ ノ リョウユウセイ ト リョウミン

大学図書館所蔵 件 / 89

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

幕藩制国家の領有形態を、外様旧族大名領、織豊取立大名領、譜代大名領に類型化する。佐賀藩、唐津藩、対馬藩田代領を事例に、領民の生産、流通、生活、意識を規定した領有制の実態を探り、幕藩制国家の特質に迫る。

目次

  • 幕藩領有制と類型論
  • 藩制と領民の動向
  • 地方知行制と村—佐賀藩について
  • 佐賀藩における身分編成—兵と百姓・町人との関係について
  • 対馬藩田代領における初期庄屋の様相
  • 幕藩制国家における知行継承の特質
  • 藩国家認識の形成と展開
  • 天保期における藩国家論—柳河藩士三善庸礼著「御国家損益本論」について
  • 肥前上松浦幕領における全領的村方騒動
  • 幕末期における給人と知行村
  • 幕末期佐賀藩における村方の諸要求
  • 幕藩領有制の解体—明治二年の佐賀藩多久領改革と上級給人

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ