書誌事項

良寛への旅

羽賀康夫写真

学習研究社, 2004.7

タイトル読み

リョウカン エノ タビ

注記

参考文献: p175

良寛略年譜:p172-174

内容説明・目次

内容説明

江戸時代末期の文人僧良寛は、不思議な人物である。禅僧かと思って接すると、少しも説教をしなかったという。そして芸術に勝れていた。しかも、漢詩、書芸、和歌の三種とも、他の人の追随を許さぬ高い品性を蔵していた。それでは文人かと思って見ると、その作品は当時の規約にあまり従っていない。それに、ほのぼのとした逸話が、抜群に多い。こうした人物を生んだ環境やら、接した風景を、羽賀康夫氏は清らかな思いそのまま、カラー写真で表現した。そこには、良寛の崇高な魂が宿っていて、見る人の眼を引きつけて放さない。それに良寛の生涯を簡潔に表す文がついており、良寛を知るための入門書としても、むだがなく美しい書物になっている。

目次

  • 少年時代の章
  • 出家の章
  • 修行時代の章
  • 良寛帰郷の章
  • 五合庵の章
  • 托鉢の章
  • 最晩年の章
  • 良寛をめぐる人々
  • 良寛禅師、戒語
  • 良寛の座右の銘、愛語
  • 本書に掲載した「良寛の漢詩」原文紹介
  • 良寛への旅ガイド

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA67925057
  • ISBN
    • 4054023924
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    175p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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