美学とジェンダー : 女性の旅行記と美の言説
Author(s)
Bibliographic Information
美学とジェンダー : 女性の旅行記と美の言説
ありな書房, 2004.8
- Other Title
-
Women travel writers and the language of aesthetics 1716-1818
- Title Transcription
-
ビガク ト ジェンダー : ジョセイ ノ リョコウキ ト ビ ノ ゲンセツ
Available at 188 libraries
Search this Book/Journal
Note
原著 (Cambridge University Press, 1995) の全訳
参考文献: p417-434
Description and Table of Contents
Description
オリエンタリズム、ピクチャレスク、崇高美を縦糸に、階級、人種、ジェンダーを横糸に、女性の言説／表象が織り紡ぐ美学的光景が、トルコ、西インド諸島、ピクチャレスク庭園、革命期のパリ、北欧、スコットランドを舞台に、“近代‐美学”を形成する政治的、社会的論理を浮き彫りにする。
Table of Contents
- 第１章 美学とオリエンタリズム—メアリー・ワートリー・モンタギュのトルコからの手紙
- 第２章 コロニアリズムの美学—ジャネット・ショウの西インド諸島旅行記
- 第３章 風景美学と女性的ピクチャレスクのパラドックス
- 第４章 革命の風景—ヘレン・マライア・ウィリアムズの『フランス便り』
- 第５章 反‐美学—メアリー・ウルストンクラフトの北欧旅行記
- 第６章 景観旅行の文化政治学—ドロシー・ワーズワスのスコットランド旅日記
- 第７章 ピクチャレスクと女性的崇高—アン・ラドクリフ『ユードルフォ城の謎』
- 第８章 美学、ジェンダー、帝国—メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』
by "BOOK database"