捕物帳の系譜
著者
書誌事項
捕物帳の系譜
(中公文庫, [な-51-6])
中央公論新社, 2004.7
- タイトル読み
-
トリモノチョウ ノ ケイフ
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内容説明・目次
内容説明
日本独自の大衆文学として誕生、発展した「捕物帳」。半七、むっつり右門、銭形平次という魅力的なキャラクター。その誕生と変遷を検証し、江戸から明治、明治から大正・昭和へと移り変わる時代の濃やかな息づかいを読み解く。
目次
- 捕物帳はなぜ書かれたのか
- 捕物帳ということば
- 「時計のない国」への招待
- ミステリーとしての『半七捕物帳』
- 半七老人から三浦老人へ
- 『半七捕物帳』の終焉
- 大衆作家以前
- 右門は何故むっつりなのか
- 『右門捕物帖』の世界
- 味津三、黙して逝く
- 胡堂富士を見る
- 平次誕生
- 法の無可有郷
- 幻想の江戸を支えるもの
「BOOKデータベース」 より