魔羅節
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書誌事項
魔羅節
(新潮文庫, い-77-1)
新潮社, 2004.8
- タイトル読み
-
マラブシ
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注記
新潮社(2002年1月)より刊行
収録内容
- 乞食 (ほいと) 柱
- 魔羅節
- きちがい日和
- おめこ電球
- 金玉娘
- 支那艶情
- 淫売監獄
- 片輪車
内容説明・目次
内容説明
それは百年ほど前の、岡山でのこと。腐臭たちこめる茅屋に、行き場のない者たちが吹き溜まり、夜昼なくまぐわい続ける、禍々しい世界。男と女はもちろん、人とけだものから、死者と生者まで、相手かまわぬ嬲り合いの果て、幻想が現実を侵食し、すべては地獄へなだれこむ—。血の巫女・岩井志麻子が、呪力を尽くして甦らせた、蕩けるほど淫靡で、痺れるほど恐ろしい、岡山土俗絵巻。
「BOOKデータベース」 より