書誌事項

フランスとその「外部」

石井洋二郎, 工藤庸子編

東京大学出版会, 2004.7

タイトル別名

La France et son "dehors"

フランスとその外部

タイトル読み

フランス ト ソノ ガイブ

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注記

内容: はじめに(石井洋二郎), 第一部: 思考としての〈外部〉, 第二部: 運動としての〈外部〉, 第三部: 距離としての〈外部〉, おわりに(工藤庸子), 執筆者紹介

欧文書名は標題紙裏より

収録内容

  • 触媒としての「外部」 : ヨーロッパ的「精髄」の回帰をめぐって / 鈴木啓二 [執筆]
  • フランスの歴史家と「ドイツ」 : ミシュレとマルク・ブロックをめぐって / 池上俊一 [執筆]
  • 「抵抗」するフランス : 精神分析の言語論的展開への道 / 原和之 [執筆]
  • 六八年五月、ダカール : 共和政体の翻訳論 / 真島一郎 [執筆]
  • 開かれた国家理念が秘める閉鎖機構 : フランス同化主義をめぐって / 小坂井敏晶 [執筆]
  • 「持たざる者の運動」と自己表象のアート / 稲葉奈々子 [執筆]
  • シャルダンの「つましい望み」とムスリム少女のスカーフ : 国家の宗教と個人の信仰 / 羽田正 [執筆]
  • 暴力のエコノミー : 新しいアメリカの世紀とその地平 / 増田一夫 [執筆]
  • 「フランス」の肌の傷 : フランツ・ファノン『黒い肌、白い仮面』を読む / 管啓次郎 [執筆]
  • 王国から植民地へ : マダガスカル、首都アンタナナリヴの変貌 / 森山工 [執筆]
  • 不在の母語 : モンテビデオ人としてのロートレアモン / 石井洋二郎 [執筆]
  • 「アーリアの叡智」を求めて : ロティ/一九〇〇年/インド / 工藤庸子 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

「地域文化研究」の豊かな地平を拓く。フランスの内部/外部という区別の自明性を根本から問い直し、共和国・植民地・異文化・移民等々のテーマについて、言語・文学・歴史・宗教などによる多彩なアプローチを試みる。

目次

  • 第1部 思考としての“外部”(触媒としての外部—ヨーロッパ的「精髄」の回帰をめぐって;フランスの歴史家と「ドイツ」—ミシュレとマルク・ブロックをめぐって;「抵抗」するフランス—精神分析の言語論的展開への道 ほか)
  • 第2部 運動としての“外部”(開かれた国家理念が秘める閉鎖機構—フランス同化主義をめぐって;「持たざる者の運動」と自己表象のアート;シャルダンの「つましい望み」とムスリム少女のスカーフ—国家の宗教と個人の信仰 ほか)
  • 第3部 距離としての“外部”(「フランス」の肌の傷—フランツ・ファノン『黒い肌、白い仮面』を読む;王国から植民地へ—マダガスカル、首都アンタナナリヴの変貌;不在の母語—モンテビデオ人としてのロートレアモン ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA6806053X
  • ISBN
    • 4130032038
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 287p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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