「恋愛結婚」は何をもたらしたか : 性道徳と優生思想の百年間
著者
書誌事項
「恋愛結婚」は何をもたらしたか : 性道徳と優生思想の百年間
(ちくま新書, 487)
筑摩書房, 2004.8
- タイトル別名
-
恋愛結婚は何をもたらしたか : 性道徳と優生思想の百年間
- タイトル読み
-
レンアイ ケッコン ワ ナニ オ モタラシタカ : セイドウトク ト ユウセイ シソウ ノ ヒャクネンカン
大学図書館所蔵 全192件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
夫婦別姓論議や少子化、不倫、熟年離婚など「結婚=家族」という主題が、ここ十数年メディアを賑わしてきた。だが、こうした話題の前提として、「一夫一婦制」自体が論議されることがなかったのはなぜか?そもそも明治期に唱導された一夫一婦制は、単なる精神論や道徳談義ではなく、「総体日本人」の、改良という国家戦略と共存していた。本書では、一夫一婦制と恋愛結婚をめぐる言説が、優生学という危険な部分と表裏一体であったことを検証し、恋愛・結婚・家族という制度の「近代性」の複雑さを明らかにする。
目次
- 序章 “恋愛結婚”の時代
- 第1章 制度としてのロマンチック・ラブ—日本における“恋愛結婚”への助走
- 第2章 「一夫一婦制」への遡行—明治期における恋愛・結婚・国家
- 第3章 一夫一婦制という科学—「男性の体液が女性の体液に混じる」?
- 第4章 人類のために恋愛を!—家庭・フェミニズム・優生学
- 第5章 恋愛から戦争へ—戦前期における「優生結婚」の模索
- 終章 “恋愛結婚”の方へ
「BOOKデータベース」 より