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シェリング自然哲学への誘い

松山壽一, 加國尚志編著

(シェリング論集, 4)

晃洋書房, 2004.8

タイトル読み

シェリング シゼン テツガク エノ イザナイ

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注記

内容: まえがき(松山壽一), 第I部: シェリング自然哲学とは何か?(第一章「見える精神としての自然」-第五章「理念における存在者の学」), 第II部: シェリング自然哲学のアクチュアリティ(第六章「シェリング自然哲学のアクチュアリティ」-第十章「シェリングと身体の問題」), あとがき(加國尚志), 著者紹介

収録内容

  • 見える精神としての自然 : シェリング自然哲学の根本性格 / 松山壽一 [著]
  • 形式・体系・自然 : シェリング『叙述』とスピノザ『エチカ』 / 平尾昌宏 [著]
  • 自然の暗号文字と芸術 : 自然哲学と芸術哲学の交叉をめぐるカント・シェリング・ノヴァーリス / 小田部胤久 [著]
  • 「自然のメランコリー」と悪の問題 : 『自由論』における自然概念の新展開 / 澁谷理江 [著]
  • 理念における存在者の学 : 後期シェリングにおける自然哲学の思想 / 北澤恒人 [著]
  • シェリング自然哲学のアクチュアリティ : シェリングの初期自然哲学に映る近代自然科学の方法 / W・ノイザー [著] ; 松岡幸司訳
  • 自己組織化とオートポイエーシス : シェリング自然哲学と現代科学 / 河本英夫 [著]
  • もう一つのエコソフィを求めて : ディープ・エコロジーとシェリングの自然哲学 / 浅沼光樹 [著]
  • シェリングの医学思想 : 混迷する現代医療にシェリング自然哲学は何を示唆しうるか? / 坂井孝壱郎 [著]
  • シェリングと身体の問題 : 同一哲学期を中心に / 加國尚志 [著]

内容説明・目次

内容説明

「かつて人間は自然の友、息子だった。」「自然は見える精神であり、精神は見えない自然であろう。」—人間と自然の根源的一体性を説くシェリングの自然哲学は魅力に富んだものであるばかりでなく、アクテュアリティの高いものである。だが、シェリングによって自然に関する洞察が盛り込まれた諸著作の語法、文章はすこぶる難解である。本書はまず難解を以て鳴る自然哲学に関連するシェリングの諸著作の全般にわたって、そこに見られる諸思想を可能な限り明快に解説論述し、次いでシェリング自然哲学の現代的意義を可能なあらゆる観点から解明する。

目次

  • 第1部 シェリング自然哲学とは何か?(見える精神としての自然—シェリング自然哲学の根本性格;形式・体系・自然—シェリング『叙述』とスピノザ『エチカ』;自然の暗号文字と芸術—自然哲学と芸術哲学の交叉をめぐるカント・シェリング・ノヴァーリス;「自然のメランコリー」と悪の問題—『自由論』における自然概念の新展開 ほか)
  • 第2部 シェリング自然哲学のアクチュアリティ(シェリング自然哲学のアクチュアリティ—シェリングの初期自然哲学に映る近代自然科学の方法;自己組織化とオートポイエーシス—シェリング自然哲学と現代科学;もう一つのエコソフィを求めて—ディープ・エコロジーとシェリングの自然哲学;シェリングの医学思想—混迷する現代医療にシェリング自然哲学は何を示唆しうるか? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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