近代日本の世界体験 : 新渡戸稲造の志と拓殖の精神
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近代日本の世界体験 : 新渡戸稲造の志と拓殖の精神
小学館スクウェア, 2004.7
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キンダイ ニホン ノ セカイ タイケン : ニトベ イナゾウ ノ ココロザシ ト タクショク ノ セイシン
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Note
主な参考文献: p275-278
Description and Table of Contents
Description
近代日本は、西洋列強のアジア進出に対応して「自国の安全」と「東アジアの近代化」を図ろうとした。だが、その夢は挫折し、いまだに敗戦の後遺症から立ち直れないでいる。物が溢れる中で精神の荒廃が進む日本人に、今求められているのは「人間としての品格」であり、しっかりとした歴史観に支えられた「現代的教養」である。いまこそ「武士道」精神に学び、世界から信頼され、尊敬される日本人にならなければならない。本書では、日清・日露戦争から日米戦争に至る歴史の潮流を明らかにし、戦後の日本は何を得て、何を失ったかを問う。
Table of Contents
- 第1章 日清戦争とは何だったのか
- 第2章 台湾の近代化と日本
- 第3章 世界史を変えた日露戦争
- 第4章 大学制度の拡充と拓殖大学
- 第5章 アジアへの眼差し
- 第6章 満州事変の勃発
- 第7章 支那事変の泥沼
- 第8章 大東亜戦争への道
- 第9章 断絶を乗り越えて
- 第10章 武士道に学ぶ
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