牛丼を変えたコメ : 北海道「きらら397」の挑戦
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書誌事項
牛丼を変えたコメ : 北海道「きらら397」の挑戦
(新潮新書, 082)
新潮社, 2004.8
- タイトル別名
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牛丼を変えたコメ : 北海道きらら397の挑戦
- タイトル読み
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ギュウドン オ カエタ コメ : ホッカイドウ キララ 397 ノ チョウセン
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注記
文献: p190-191
内容説明・目次
内容説明
デフレの象徴と騒がれた激安の牛丼。低価格を可能にした要因は、牛肉ばかりでなく実はコメにこそあった。—“きらら397”、昭和六十三年に北海道立上川農業試験場で開発された、いわば究極の品種。大量生産ができ、安価にして良食味。それは「北海道で美味しいコメは絶対に無理」といわれた常識を見事に覆したブランド米である。その開発の裏には、品種改良に挑む研究者、あるいは地元農家の、不屈の努力があった。
目次
- 第1章 外食産業の主役となった北海道のコメ(吉野家四百店舗を支える配送センター;牛丼一杯二百八十円の秘密 ほか)
- 第2章 「北海道にコメは向かない」(お雇い米国人ケプロン;コメづくりを否定した札幌農学校 ほか)
- 第3章 コメが北を目指した一世紀(二律背反の課題;至上命令、うまいコメをつくれ! ほか)
- 第4章 北限を越えたニッポンのうまいコメ(上川農試「暗黒の十七年」;賭け事に近い品種改良 ほか)
- 第5章 コメ育種の最新技術を見にゆく(さらに進化するコメ;イネゲノムの解読完了 ほか)
「BOOKデータベース」 より