会計処理のための金融工学
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会計処理のための金融工学
中央経済社, 2004.7
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カイケイ ショリ ノ タメ ノ キンユウ コウガク
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参考文献: p247-248
Description and Table of Contents
Description
金融商品の時価および退職給付債務の現在価値が企業の財務諸表に大きな影響を与えるようになり、それぞれの算定が会計実務において極めて重要なフェーズとなっている。最新の金融理論に基づく複雑な複合金融商品を評価するためには、その仕組みを理解する前に、統計学に裏付けられた理論等金融工学の考え方がどう適用されているかを分析する必要がある。退職給付債務を見積もるためには、年金数理を理解した上で現在価値を算定する必要がある。また、運用リスクの管理高度化のための手法として、バリュー・アット・リスクの考え方も定着してきた。本書は、金融商品、退職給付債務、運用リスクのための基礎的な数学知識を提供しようと試みたものである。
Table of Contents
- 第0章 企業会計と金融工学の関わり
- 第1章 債券の評価—割引現在価値の計算
- 第2章 スワップの評価—フォワード・レートの推定
- 第3章 ヨーロピアン・オプションの評価—ブラック・ショールズ・モデル等の考え方
- 第4章 アメリカン・オプションの評価—二項モデルの考え方
- 第5章 ヘッジの有効性判定—回帰分析
- 第6章 PBOの算定—確率と割引現在価値
- 第7章 リスク管理—微分、分散の考え方
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