悲しきアンコール・ワット
著者
書誌事項
悲しきアンコール・ワット
(集英社新書, 0256B)
集英社, 2004.8
- タイトル別名
-
悲しきアンコールワット
- タイトル読み
-
カナシキ アンコール ワット
大学図書館所蔵 全104件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
ロダン、マルロー、三島由紀夫といった大物芸術家たちに愛されたアンコール遺跡群は、組織的盗掘と国境を越えた密売ルートによって日常的に切り崩されている。カンボジアでは、クメール文化の切り売りは、いまや一つの「産業」となっているのだ!長年、カンボジア取材を続けてきた報道写真家の著者は、十年以上にわたってアンコール遺跡の盗掘と密売を独自に取材してきた、日本で唯一のジャーナリストだ。本書は、世界遺産が直面する惨状を、豊富な現地写真とともに生々しくレポートした問題作である。
目次
- 第1章 悲しきアンコール・ワット
- 第2章 王国の盛衰と植民地の時代(上野の森のアンコール展;アンコール遺跡の再発見者アンリ・ムオ;アンコールを訪れ、惹かれた外国人たち;マルローの『王道』に見る盗掘の実態;奪われた青銅像の行方)
- 第3章 国境を越える窃盗団(石像一キロ、金一グラムの世界;国境の町の骨董店;密輸街道を行く;手を失った石像;バンテアイ・チュマールをめざす;郡長の悩み)
- 第4章 密輸ルートを追う(返還された千手観音像;マジック・ドアに隠されたクメールの彫像;「売ってはいけないもの」が公然と売買させる日本)
- 第5章 荒廃・盗掘と戦う(アンコールは誰のもの;遺跡を守る考古学者タイ下院骨董品の密輸の研究・監視委員会の活動;石工を育てる;国際協力で進められる保存・修復)
- 資料編
「BOOKデータベース」 より