地球星の旅人 : インドの風に吹かれて
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書誌事項
地球星の旅人 : インドの風に吹かれて
日本放送出版協会, 2004.5
- タイトル別名
-
Jigubyeol yeohangja
- タイトル読み
-
チキュウセイ ノ タビビト : インド ノ カゼ ニ フカレテ
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注記
その他のタイトルは副標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
詩人シファは、毎年インドを訪れている。旅人の心はそのときどき、傷つき、挫折し、悩んでいたに違いない。それでもインドはいつも同じように、彼の固くなった心をときほぐしてくれた。したたかに生きる人びととの出会いが、新しい一日を迎えるエネルギーを与えてくれるのだ。オンボロ宿屋の主人、マンゴージュース売りの老人、闇夜の盗賊、無賃乗車のサドゥ、大衆食堂の店主、絵はがき売りの少女、鳥占い師…。皆、金も家もない貧しさの中で、本当の意味で生きている。彼らが旅人に授けてくれる人生の悟りはこのうえなく味わい深い。生と死が背中合わせ、貧しく汚らしい問題だらけにみえるインド社会。そのうわべだけを見ている者には気づかない本物の人間の姿を、ユーモアたっぷりに描き出す、珠玉の一編。
目次
- 神はどこにいるか
- マンゴージュース
- 友だちの妹の結婚式
- 猿が球を落とした場所から、もう一度始めよ
- わが魂の宿
- 鳥占いの男
- 聖者とパパイヤ
- 毎年日付が変わる祭り
- ハリ・オーム・カフェ
- バスの屋根の上の語り部〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より