ADRの基本的視座
著者
書誌事項
ADRの基本的視座
不磨書房 , 信山社 (発売), 2004.7
- タイトル別名
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Alternative dispute resolution
- タイトル読み
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ADR ノ キホンテキ シザ
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内容説明・目次
内容説明
10名の研究者・実務家が、自らが立脚している前提を意識した上で、ADRの位置づけ、現在の紛争解決手続や議論の状況、その評価など、それぞれの視点から、熱く自由な考察を展開。ADRを巡るある種の混迷状況に、一定のパースペクティブを与え、ADR基本法のいわば根源的課題を探り、展望する。
目次
- 1 紛争処理システムの権力性とADRにおける手続の柔軟化
- 2 ADRのルール化の意義と変容—アメリカの消費者紛争ADRを例として
- 3 日本型紛争管理システムとADR論議
- 4 国によるADRの促進
- 5 借地借家調停と法律家—日本における調停制度導入の一側面
- 6 民間型ADRの可能性
- 7 現代における紛争処理ニーズの特質とADRの機能理念—キュアモデルからケアモデルへ
- 8 和解・国際商事仲裁におけるディレンマ
- 9 制度契約としての仲裁契約—仲裁制度合理化・実効化のための試論
- 10 ADR法立法論議と自律的紛争処理志向
- 座談会 「ADRの基本的視座」
「BOOKデータベース」 より