書誌事項

ファシズムと文化

田之倉稔著

(世界史リブレット, 78)

山川出版社, 2004.8

タイトル読み

ファシズム ト ブンカ

注記

参考文献: p88-90

内容説明・目次

内容説明

二十世紀最大の歴史的事件はやはり第二次世界大戦であろう。結果は周知のごとく、連合国側の勝利に終わった。これは民主主義の勝利とファシズムの敗北を意味した。以後ファシズムは「負の表徴」として忌避されてきている。たしかに政治体制としてのファシズムは否定すべきイデオロギーであるが、いきおいその内部で発芽し、生育した文化までも否定する傾向にあった。このあたりでファシズムと文化の関係に改めて目をむける必要がありそうだ。これが本書執筆のモチヴェーションである。

目次

  • 時代概念としてのファシズム
  • 1 ファシスト政権の成立から終焉まで
  • 2 前衛と体制
  • 3 国家と音楽
  • 4 映画と政治的イデオロギー
  • 5 芸術の超越性

「BOOKデータベース」 より

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