ヴァトー《シテール島への船出》 : 情熱と理性の和解

書誌事項

ヴァトー《シテール島への船出》 : 情熱と理性の和解

ユッタ・ヘルト著 ; 中村俊春訳

(作品とコンテクスト)

三元社, 2004.5

  • : 新装版

タイトル別名

Antoine Watteau : Einschiffung nach Kythera : Versöhnung von Leidenschaft und Vernunft

タイトル読み

ヴァトー シテールトウ エノ フナデ : ジョウネツ ト リセイ ノ ワカイ

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注記

付: 図 (1枚)

参考文献: p154-155

ヴァトーの生涯に関する年表: p150-151

旧版は1992年5月刊

内容説明・目次

内容説明

男女の恋愛を描き出したヴァトーの絵画には、じつはひそかに、彼の時代に支配的であった国王の宮廷や貴族階級の文化と対立する、市民階級の文化モデルが呈示されているという事実が、本書において明らかにされる。ヴァトーの絵画世界では、市民的な愛の理想が強調されているのである。しかし、その理想は、当時のフランスの市民階級がおかれていた状況に呼応して、宮廷や貴族文化の諸規範とも複雑に結びついていたのであった。

目次

  • 第1章 ヴァトーの初期構想作品
  • 第2章 フランクフルト作品
  • 第3章 パリ作品
  • 第4章 ヴァトーの人物表現
  • 第5章 ベルリン作品
  • 第6章 奔放な愛から雅やかな愛へ
  • 第7章 反抗する摂政時代の文化
  • 第8章 理性的な愛、あるいは自然対雅やかさ
  • 付録 摂政時代について

「BOOKデータベース」 より

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