海猫
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海猫
(新潮文庫, た-79-1,
新潮社, 2004.9
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-
ウミネコ
Available at / 51 libraries
-
The International University of Kagoshima Library図
上巻913.6//TS10003770682,
下巻913.6//TS10003770694 -
Science and Technology Library, Kyushu University
上巻新潮文庫/た/79058112004045958,
下巻新潮文庫/た/79058112004045961 -
Library, Doshisha Women's College of Liberal Arts田
上巻ZSW||タ||79-1WA;0482021271,
下巻ZSW||タ||79-2WA;0482021280 -
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Note
2002年新潮社より刊行
Description and Table of Contents
- Volume
-
上巻 ISBN 9784101132518
Description
女は、冬の峠を越えて嫁いできた。華やかな函館から、昆布漁を営む南茅部へ。白雪のような美しさゆえ、周囲から孤立して生きてきた、薫。夫の邦一に身も心も包まれ、彼女は漁村に馴染んでゆく。だが、移ろう時の中で、荒ぶる夫とは対照的な義弟広次の、まっすぐな気持に惹かれてゆくのだった—。風雪に逆らうかのように、人びとは恋の炎にその身を焦がす。島清恋愛文学賞受賞作。
- Volume
-
下巻 ISBN 9784101132525
Description
広次と薫の恋は、壮絶な結末を迎えた。それから十八年後、薫の愛したふたりの娘は、美しい姉妹へと成長していた。美輝は北海道大学に入学し、正義感の強い修介と出会う。函館で祖母と暮す美哉は、愛してはいけない男への片想いに苦しむ。母は許されぬ恋にすべてを懸けた。翳を胸に宿して成長した娘たちもまた、運命の男を探し求めるのだった。女三代の愛を描く大河小説、完結篇。島清恋愛文学賞受賞作。
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