中世に国家はあったか
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書誌事項
中世に国家はあったか
(日本史リブレット, 19)
山川出版社, 2004.8
- タイトル読み
-
チュウセイ ニ コッカ ワ アッタカ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
中世に国家はあったのか。そもそも国家とはどのように「ある」ものだろうか。表紙カバーの衛星写真に見るように、国家も国境も、目に見えてそこに「ある」ものではない。しかし、そこに生きた人々の視点から見たとき、私たちは、扉の絵図のような違った像を見ることにもなる。そこに国家を見いだすのは私たちの視線であり、そこに国家を成り立たせるのは国家に関わる人々の意識である。では中世に国家はあったか。仮にあったとして、それはどのように「あった」のだろうか。そしてそのことは、現代に生きる私たちに、どう関わるのだろうか。
目次
- 1 日本の「中世」とは何か
- 2 中世国家論の諸相
- 3 「国土」と「国境」の構造
- 4 「伝統」の(再)創出
- 「国家」とは何か
「BOOKデータベース」 より