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幕藩権力と寺檀制度

朴澤直秀著

吉川弘文館, 2004.10

タイトル読み

バクハン ケンリョク ト ジダン セイド

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注記

著者の博士論文「近世日本の社会と仏教 : 教団構造と寺檀関係を中心に」 (東京大学大学院人文社会系研究科, 2001.12提出) を改稿したもの

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

江戸時代の仏教は社会の中でいかに存在していたのか。檀家組織の実態など幕藩権力との関わりを探り、寺檀制度や本末制度の構造を分析。近世国家と社会における仏教のあり方の特質に迫り、地域と仏教との関係を解明する。

目次

  • 近世仏教史の全体像構築への試み
  • 第1部 宗教施設と教団構造(近世中後期関東における宗教施設の運営—村・檀家組織・地方教団組織の相互関係;地方教団組織の構造(安房国新義真言宗の寺院組織;安房国新義真言宗の僧侶集団;無住契約))
  • 第2部 寺檀関係論(近世後期の寺檀関係と檀家組織—下越後真宗優勢地帯を事例として;檀家組織の構造と代表者的存在—関東の事例から;祈祷寺檀関係と宗判寺檀関係;幕藩権力と寺檀関係—一家一寺制法令の形成過程)
  • 課題と展望—全体像構築の足掛かりとして

「BOOKデータベース」 より

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